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32件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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2002-05-17 第154回国会 衆議院 法務委員会 第14号

承知のとおり、刑法考え刑事政策考えるときは、教育刑主義とそれから応報刑主義という二つの伝統的な対立といいますか、抜き差しならない対立があること、これは我が国の刑事問題を考えるについていいことなのか悪いことなのか、私はわかりませんが、行刑については応報刑主義がとられているというふうに考えていいのだろうと思いますが、いかがでしょう。     〔山本(有)委員長代理退席委員長着席

日野市朗

1997-12-02 第141回国会 参議院 大蔵委員会 第6号

応報刑主義教育刑主義という論争が先ほども御紹介ありましたが、刑の重みを強くすることで行くべきだと、これは永遠の論争だと思います。日本人は名誉を重んずる民族だと思います。特に、経営者となってやられる各位、また職員の皆さんも、そこに結集をされていくことで今後は発生が自制され、正しい方向自由化が進められ、信任が得られるものと信ずる次第でございます。  

三塚博

1988-12-16 第113回国会 衆議院 法務委員会 第4号

河上政府委員 御指摘の四十二年五月十二日の森田議員からの監獄法についての御質疑でございますが、これは衆議院の法務委員会だろうと思いますが、これによりますと、教育刑主義に立脚すべきでないかとか、あるいは篤志面接委員制度あるいは宗教教誨の効果的な運用を図るべきじゃないかとか職業訓練の問題とか賃金制を採用すべきじゃないかとか職員研修を強化しなければならない、こういったような御指摘があったようでございます

河上和雄

1977-05-25 第80回国会 衆議院 運輸委員会 第21号

ただ、だからといって、法律、特に刑法応報刑でなくて教育刑主義でなければなりませんから、絶対にだめだと私は申しませんけれども、現在のような実績ということを聴聞会や何かで言うとすれば、これはむしろ白トラを、後でペナルティをとられても、やった方が早く免許が取れるのだという道にも通じるということもありまして、非常にむずかしい問題でございます。

田村元

1973-11-16 第71回国会 衆議院 法務委員会 第48号

○稲葉(誠)委員 そうすると、ぼくはあまり失礼なことを聞いてはいけないと思って私の発言もセーブしてお聞きしているのですけれども、大臣、まず刑法理論応報刑主義教育刑主義という二つ考え方がありますね。それから法と道徳との考え方、両者の関連とか差異とかということに対する考え方、これについてヨーロッパ流考え方と東洋の考え方とちょっと違うわけです。

稲葉誠一

1973-07-20 第71回国会 衆議院 法務委員会刑法改正に関する小委員会 第4号

そのことのために新しい刑法理論というか、教育刑主義というか、その考え方に立っている人たちがとても、現在の法制審議会刑法改正のものの考え方、たとえば国家に対する罪、それを極端に考える。それから騒擾罪なんかうんと重くするでしょう。公務執行妨害なんかも三年から五年、法定刑を五年にするとか、外国の元首に対する罪を、暴行をあれですか、侮辱まで入れているわけでしょう。

稲葉誠一

1971-11-10 第67回国会 衆議院 内閣委員会 第4号

教育刑主義とか応報主義というような対立があって、それで法務省の中が矯正局刑事局あたりでもってなかなか意見がまとまらないというように私たちいろいろ聞いてきたわけですが、すでに何回も改正作業には手をつけられて、そのたびに草案というものはまとめられておるわけですね。幾つもあるわけです。なぜこの作業が延びてきたのか。どこにその一番まとまらない大きな原因があるわけですか。

横路孝弘

1968-12-18 第60回国会 衆議院 決算委員会 第1号

田中(武)委員 そうしますと、学説から言うならば、目的主義といいますか、あるいは教育刑主義といいますか、そういうことでいわゆる応報刑主義というのはもう滅んでおるといいますか、古い学説になっておると思うのです。ところが明治四十一年のこの監獄法は至るところにいわゆるこの応報刑主義という観念が出てきております。逐次明らかにしていきます。

田中武夫

1968-05-14 第58回国会 参議院 法務委員会 第17号

法務省が大きな熱意と期待をもって取り組んでおられるこの開放処遇集禁処遇、さらには教育刑主義を一そう大胆に盛り込んだ監獄法改正を準備されつつあるようでありますが、これらを通ずる法務省の新しい大方針と、三年を五年に引き上げて、懲役刑まで加えようという今回の改正とは一体どういう関係になるのか、実は理解に苦しむものであります。  

秋山長造

1967-10-23 第56回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号

大橋和孝君 私は、この夏ちょっと機会がありまして、山科とか和歌山そのほかに二カ所ほどを視察する機会があって、所々データを得たわけでありますが、その点から考えてみましても、最近の法的な考えといたしましても、やはり教育刑主義が非常にとられているようでありますが、特にまたこの社会の保安の状態から、いろいろ説明を聞いてみたり中を見せてもらいますと、非常に悪質というか、そういうふうな囚人もおるわけでありまして

大橋和孝

1967-06-09 第55回国会 衆議院 内閣委員会 第17号

田中国務大臣 私の考えを一口に申しますと、応報刑主義よりは教育刑主義によってやっていきたい。同時に、教育刑に加うるに目的刑主義人道主義の要素をこれに十分加えまして、近代国家として恥ずかしくない刑政の大方針をとっていきたい、こういう心持ちでございます。  それからもう一つ、死刑でありますが、死刑は、全面的廃止に実は反対でございます。

田中伊三次

1967-05-12 第55回国会 衆議院 法務委員会 第8号

そこで、私、先ほど来教育刑主義を中心とした——そう理想的にはかりいかないから、こういう問題が起こりますので、そう片寄った考えを持っているわけではありませんが、しかし、本来の目的をそこに置くという主義でいくということになると、この刑務所の職員の持っている人間的な修練ということがまず基本になる。ただビジネスとしてこれを預かったのではうまくいかないことは、これはあたりまえなんです。

森田重次郎

1967-05-12 第55回国会 衆議院 法務委員会 第8号

しかし、やはり根本は何としても愛のこもる教育で、不遇なつまり性格破産者が多いわけでありますから、これの人格転換を行なわれるような方向へ持っていくという意味では、徹底的教育刑主義でやるのがほんとうじゃないかと私は思うのですが、その辺は改正監獄法の中でどんなふうに取り扱われておりますか。

森田重次郎

1965-04-22 第48回国会 衆議院 法務委員会 第22号

この条文の改正理由は、政府提案理由説明によりますと、道交法違反悪質重大犯に対し厳正な処分をすることが今日における国民感情に合致するばかりでなく、国家刑政から見てもきわめて緊要であるからということでありまして、交通事故防止対策上の見地からの理由づけは直接述べられておりませんが、刑事罰目的は決して応報主義にとどまるものでなく、どこまでも犯罪を繰り返させまいという教育刑主義の立場も含まれていることは

片岡清一

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